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法人全体で防災意識を高める—避難訓練・BCP研修会を実施

法人全体で防災意識を高める—避難訓練・BCP研修会を実施

2025年7月10日、非常災害発生時の対応力強化を目的に、法人全体の職員参加による避難訓練およびBCP(事業継続計画)研修会を実施しました。

BCP研修:「BCPとは何か」を学ぶ

BCP研修会では、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の基本について講義が行われました。

BCPとは、自然災害や感染症、大規模火災などの予期せぬ事態に直面した際も、重要な業務を継続または早期に復旧させるための計画です。
医療・福祉の現場では、利用者の命と生活を守るため、BCPの整備と周知が極めて重要です。

実践的な夜間火災想定の避難訓練

今回の避難訓練は、2階フロアのテレビコンセントから出火したという想定で夜間対応をシミュレーション。
最初に看護師が「初期消火開始します!」と大きな声で宣言し、職員全員が一気に緊張感を持って対応に入りました。初期消火が「失敗しました!」と報告されると、即座に避難誘導へと切り替え、協力して安全な誘導が行われました。

訓練では、要支援の「利用者役」を設定し、車椅子やワゴンを用いた避難誘導も実施。職員間の連携や、手順の確認ができる有意義な時間となりました。


消火器の使い方を再確認

避難訓練終了後は、北信ポンプ・平林氏による消火器の使用方法レクチャーが行われました。

消火器の種類や使い方、注意点を学び、実際に手に取っての練習も行うことで、より実践的なスキルを身につけました。


今回の研修を通じて、災害時にも「自分たちが担う役割」を明確に意識し、平時からの備えの重要性を職員一人ひとりが再確認することができました。

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